舟橋一浩

特別委員会視察 2

特別委員会視察二日目。午前中は札幌市西区にある株式会社特殊衣料を訪問。元々クリーニング業でしたが顧客ニーズに沿って事業を拡大し、現在は病院、福祉施設などへのリネンサプライや清掃、福祉器具の開発・製造・レンタル等を幅広く行っています。この会社の際立った特色は平成3年から続けている障害者雇用への取組。はじめは養護学校からの依頼を受け、知的障害の生徒の職場実習を受け入れたことがきっかけだったそうです。
職場実習を受け入れたことにより、仕事場での挨拶が盛んになったり、業務の遂行はもとより職場の雰囲気が明るくなる等の効果が生まれたとのこと。現在では知的障害者21名、身体障害者2名、聴覚障害者1名の24名が同社で働いています。ここでは就労意欲があれば職業訓練や援助をすることにより確実に成長し企業の戦力となるという考えから、職場で障害者をサポートするための人材育成の為のジョブコーチ(職場適応援助者)の研修や障害者職業生活相談員を指導担当社員として雇用しています。また、これらジョブコーチ研修などの内容を社内にフィードバックするために月一回社内研修を実施しているとのこと。女性社員が多く、社長さんも女性で社内の雰囲気も明るく、入り口にはわざわざ視察歓迎の看板まで作って頂いてあり、説明も社長さんご自身が担当され会社側の視察受入に対する誠意も伝わってきました。また、同社では加齢による体力の低下や能力が低下した障害者の受け皿として社屋の隣に社会福祉法人を設立し日常生活と社会生活の自立をサポートしており、福祉法人には障害者の方々の描いた絵や絵をモチーフにした商品を販売しているアートギャラリーも併設しています。埼玉県でも障害者雇用については障害者就業・生活支援センターを通じて取り組んでいますが、今回の視察は今後の支援施策展開にとって有用なモデルとして参考になるものでした。

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